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≪夏詣公式ロゴ≫
夏詣とは。。。
我々日本人は大晦日に「年越しの大祓」で一年の罪穢れを祓い清めます。そして翌日の元日は新しい年に始まりとして、
その年の平穏を願い神社・仏閣に詣でる「初詣」を行い、
それから過ぎし半年、6月末に「夏越しの大祓」で半年の罪穢れを祓い清めます。
もう半年の無事平穏を祈るべく、7月1日以降も神社・仏閣に詣でるという新しい習慣を「夏詣」と称して、 我が国の守り伝えるべき風習となるよう、共に育てていこうというものです。
一宮神社では、2020年よりこの夏詣の取り組みに参画する運びとなりました。
全国津々浦々、参画寺社が増えている中、山形県ではじめての参画神社となります。
夏詣は東京都台東区の浅草神社が提唱した日本の新しい夏の風物詩になります。
日本に新しい習慣つくるという目的もございますが、
当社では古くから夏に詣でるという習慣はございました。
古来では、夏を迎えるこの時期、疫病が流行ることが多かったため、日本に医薬を広められた医薬祖神である、大己貴神(おおなむじのかみ)と少彦名神(すくなひこなのかみ)をお祀りしている一宮神社に、夏になると詣でたと伝えられております。
そのような地域の古き良き、習慣、文化、風土を呼び覚まし、後世に伝えることを目的とし、
地元、山形の魅力を夏詣という取り組みを通じて発信して参りたいと思っております。
プログラム
期間 6/30ー7/31
大祓とは、日常生活で知らないうちに身についてしまっている、罪や穢れを祓い清める神事です。
半年を節目とし、6月と12月の年に2回行われ、6月の大祓を「夏越しの大祓」と呼びます。
その起源は日本神話の物語にみられるイザナギノミコト(伊弉諾尊)が黄泉の国から戻った際に行った禊祓とされており、
日本最古の歴史書の日本書紀で天武天皇の時代に国家の行事として行われたことが記されています。
当時は都で行われる宮中行事でしたが、次第に全国各神社でも行われるようになり、庶民へ伝わり、年の節目には欠かせない行事となっていきました。
そのような伝統ある日本の風習を米沢の地でも触れていただきたく、当社でも始めさせていただきました。
茅の輪くぐりとは、唱え詞を唱えながら8の字を描くように茅の輪を3度くぐり抜けることによって、
心身を清めて厄を祓い、無病息災を祈願するという神事です。
茅の輪くぐりは、夏越しの大祓で斎行されることが一般的とされ、昔から日本に定着している風習です。
日本神話の物語の中で、素戔嗚命(スサノオノミコト)<※注釈1>が備後国に訪れたときの蘇民将来(そみんしょうらい)との逸話が起源となっており、
日本最古の法律書である大宝律令の中に正式な宮中行事として定められています。
節目におこなわれる夏越しの大祓は、身の穢れを祓うとともに、過ぎし半年を振り返るための良い機会になります。
境内で茅の輪をくぐり、あと半年の無事平穏を神さまにお祈りしてみてはいかがでしょうか?<※注釈2>
<※注釈1>素戔嗚命は当社ご祭神の大己貴神のお父様にあたる神さまです。
<※注釈2>茅の輪設置の時期は毎年6月中旬~7月31日までとなります。詳しくはHP、SNS等でUPいたします。
「夏詣」限定御朱印のご案内
期間中、夏詣限定の御朱印を頒布させていただきます。
普段は宮司一人の対応となり、神事により外出している可能性がございますため
御朱印所を設けた「書き置き」での対応になります。
※おみくじの横に設置しております。